「炭酸水が料理に使えるって聞いたけどなぜ?」
「どんな料理に炭酸水が使えるの?」
「炭酸水を使うとおいしくなるレシピが知りたい!」
こんな疑問に応えるために、この記事では炭酸水がなぜ料理に使えるのか、その理由や炭酸水と相性のよい食材・レシピをご紹介します!
炭酸水がとりわけ活躍するのは、卵焼きのようにふっくらさせたり料理や、天ぷらのようにサクサクさせたい料理です。
また、お肉を柔らかくしたり魚の臭みを取ったり、煮物の味をしみこみやすくするという効果もあります。
定番メニューに炭酸水を加えるだけで作れる、お手軽レシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
炭酸水が料理に使えるのはなぜ?
炭酸水が料理に使える理由は、炭酸水が以下の2つの性質を持っているからです。
- 炭酸水が酸性の液体だから
- 炭酸水に含まれる二酸化炭素が料理の過程で気体となるから
炭酸水は、弱い酸性の液体です。
酸性の液体にはたんぱく質を変性させたり、アルカリ性の物質と中和したりといった性質があります。
この性質を利用して、炭酸水にお肉を漬け込んで柔らかくしたり、炭酸水で洗って魚の臭いを取り除いたりといった活用ができます。
また、炭酸水に含まれる二酸化炭素は、加熱されると気体となって空気中へ逃げていきます。
卵焼きやお好み焼きなどの生地に炭酸水を加えると、加熱時に二酸化炭素が逃げていくため、生地に空気の層が生まれるのです。
この空気の層のおかげで、卵焼きやお好み焼きがふっくらとした仕上がりになります。
炭酸水を使うとおいしくなる料理とは?
炭酸水が料理に使える理由が分かったところで、それでは具体的にどのような料理に使えるのでしょうか?
炭酸水を使うとおいしくなる料理の例として、以下の7種類があります。
- 肉料理
- 魚料理
- 卵料理
- 煮物
- 粉もの料理
- 天ぷら
- ごはん
【肉料理】酸性の炭酸水がたんぱく質を変性させて柔らかくホロホロに!
お肉を炭酸水に漬け込むことで柔らかくなり、角煮などはホロホロ食感に仕上がります。
こうなる理由は、炭酸水が酸性の液体であるためです。
お肉を焼くと固くなるのは、お肉に含まれる水分が抜けて、ぺしゃんこになってしまうからです。
お肉の水分をなるべく抜かずに加熱するには、お肉のphをもっとも保水性が低い「5~5.5ph」よりも、酸性かアルカリ性どちらかに傾ける必要があります。
酸性の炭酸水にお肉をつけると柔らかくなるのは、お肉のphを酸性に傾けて、しっかり水分を保たせることができるからです。
ちなみに、重曹とクエン酸から作った炭酸水(いわゆる「ソーダ水」)でも、お肉は柔らかくなります。
この場合、炭酸水に含まれている重曹(炭酸水素ナトリウム)の力によって、phをアルカリ性に傾けてお肉を柔らかくしている、と言われています。
市販の炭酸水はほとんどが水と二酸化炭素から作られていますが、どちらを使うにせよ、炭酸水にお肉を漬け込めば柔らかくなるでしょう。
【魚料理】炭酸水がぬめりや臭いを取り除いて食感もプリプリに!
魚のぬめりや臭いも、炭酸水できれいに取り除くことができます。
炭酸水の細かな泡は、汚れを吸着して落としてくれます。この効果よって、魚の表面のぬめりが取り除けるでしょう。
また、魚の臭いの原因は「トリメチルアミン」というアルカリ性の物質です。
そのため、酸性の炭酸水で洗えば中和されて、魚の生臭さを抑えることができます。
もちろん、お肉と同じように魚の身も炭酸水の力で柔らかく、プリプリの食感に仕上がりますよ!
☆参考資料
【卵料理】炭酸水を少し混ぜて焼き上げるだけでふわふわに!
卵焼きやだし巻き卵などの卵料理は、炭酸水を少し混ぜて焼くだけで、ふわふわの食感に仕上がります。
これは、炭酸水に溶けていた二酸化炭素が過熱によって空気中へ逃げ、生地に隙間ができて空気がたっぷり入るためです。
大さじ1杯程度でもプロ並みにふっくらさせられるため、ぜひ試してみてくださいね。
【煮物】炭酸水が繊維を広げて味がしみこみやすく時短になる!
肉じゃがや筑前煮のような煮物にも、炭酸水が活躍します。
水の代わりに炭酸水で煮ることで、野菜の繊維に炭酸水が入り込みます。
その状態で加熱すると、繊維に入った二酸化炭素が空気中へ逃げていき、隙間ができて、味がしみこみやすくなるわけです。
時短にもなり、エネルギー代の節約にもなり、おいしくもなる、1粒で3度おいしい活用法です。
【粉もの料理】お好み焼きやチヂミ、パンケーキも炭酸水でふっくら仕上がりに!
お好み焼きやチヂミ、パンケーキなど、粉もの料理も炭酸水でふっくらと仕上げられます。
ふっくらとする理由は、卵焼きと同じで、生地に空気の層ができるからです。
お好み焼きなどは水の代わりに炭酸水を使って、パンケーキなら普段使っている牛乳の半分から1/4程度を炭酸水に代えて作ってみてください。
いつもとは全然違う食感に驚くこと間違いなしですよ!
【天ぷら】炭酸水を混ぜて衣を作るとサクサク食感に!
天ぷらの衣も炭酸水で作ることで、お店で出るようなサクサクとした食感に仕上がります。
これも卵焼きなどと同じで、衣に細かな空気の層ができるために起こる現象です。
天ぷらの衣を作るときに使う冷水を、よく冷やした炭酸水に代えるだけでOK!
炭酸水で作った衣をネタにつけて、油で揚げればサクサク天ぷらが出来上がります。
【ごはん】炭酸水でご飯を炊けばふっくらとしてツヤのある炊き上がりに!
水の代わりにとぐのも炊くのも炭酸水でやれば、ふっくらとしたごはんに炊き上がります。
ごはんがふっくらする理由も、二酸化炭素がお米とお米の隙間や粒の中に入り込み、加熱によって逃げて隙間ができるためです。
ポイントとして、お米をとぐ際は、あまり泡立てないよう、静かにとぐと炭酸が抜けずに効果が増します。
お米を炊くときは、普段の水を同じ分量の炭酸水に代えるだけでOKです。
普段の食事がお手軽においしくなる!炭酸水を使ったおすすめの定番レシピ7選
ここでは、炭酸水を使ったおすすめの定番レシピを7つご紹介します!
普段のシンプルな料理にちょっと炭酸水を加えるだけで、ぐんとおいしくなりますので、ぜひ試してみてくださいね。
ハンバーグ
- 合いびき肉:250g
- 玉ねぎ:小1個
- パン粉:大さじ4
- 牛乳:大さじ2
- 炭酸水:大さじ2
- 卵:1個
- 塩コショウ:少々
- (※)ケチャップ:大さじ3
- (※)ウスターソース:大さじ3
- (※)しょうゆ:大さじ1
- 炭酸水(蒸し焼き用):50ml
- 玉ねぎをみじん切りし、きつね色になるまで炒める
- ボウルに合いびき肉とパン粉、牛乳、炭酸水、卵、塩コショウを入れ、粗熱を取った玉ねぎも加える
- 全体を手でよく混ぜ合わせてから楕円形に成型し、真ん中を指で軽く押してへこませる
- サラダ油をひいたフライパンを熱し、あたたまったらタネを入れて弱火で3分焼く
- ひっくり返して炭酸水50mlを入れて蓋をし、弱火で10分蒸し焼きにする
- ハンバーグが焼きあがったら取り出し、フライパンに※印の材料を入れて弱火で煮詰める
- ハンバーグに出来上がったソースをかけて完成!
食卓の定番ハンバーグは、炭酸水を入れることでふっくらした仕上がりになります。
ポイントは、牛乳の半分の量を炭酸水に代えることと、蒸し焼きの水を炭酸水に代えることの2点。
こうすることで、お肉の内側からも外側からも炭酸水がしみこみ、ジューシーなハンバーグに仕上がります。
豚の角煮
- 豚バラ肉ブロック:300g
- 長ネギの青い部分:1本分
- ショウガ:1/2個
- 炭酸水:500ml
- 酒:大さじ4
- しょうゆ:大さじ4
- 砂糖:大さじ2
- 豚バラ肉を4cm幅にカットし、ショウガは薄切りにする
- サラダ油をひいたフライパンを熱し、豚バラ肉の表面に軽く焼き色がつくまで焼く
- 豚バラ肉の油を切って鍋に入れ、長ネギの青い部分、ショウガを加えて炭酸水を注ぐ
- 鍋を強火にかけてアクが出るまで煮立たせる
- アクを取り除いたら、落とし蓋をして弱火で30分ゆでる
- 串が通るほど肉が柔らかくなったら、取り出してザルに空ける
- 別の鍋に豚肉と酒、しょうゆ、砂糖を加えて、強火で煮立たせる
- 煮立ったら落とし蓋をして、弱火で30分煮詰めて完成!
長時間煮込まないと硬くなりがちな豚の角煮も、炭酸水を使うことで短時間で柔らかくなります。
ポイントは、豚肉をゆでるときの水を炭酸水に代えること。生の豚肉を事前に炭酸水に10分ほど漬けておけば、さらに柔らかくなります。
圧力鍋などがなくてもできますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
サバの味噌煮
- サバ:1尾
- しょうが:1個
- 炭酸水:200ml
- みそ:大さじ2
- しょうゆ:大さじ1
- 酒:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- サバをボウルに入れて炭酸水を注ぎ、軽く洗ってぬめりを落とす
- サバを2枚おろしにし、さらに半分に切って4切れにする
- サバの皮に十字の切れ目を入れる
- ボウルに切り身を入れて熱湯を注いで下処理し、冷めたらキッチンペーパーで水気を拭き取る
- フライパンに切り身と炭酸水を入れて強火で煮立たせ、浮いてきたアクを取り除く
- 薄切りにしたショウガとみそ、しょうゆ、酒、みりん、砂糖を入れて、落とし蓋をして弱火で15分煮詰める
- 落とし蓋を取ってさらに3分煮詰め、煮汁にとろみが出てきたら完成!
魚を1尾調理するときに厄介なぬめりや臭いも、炭酸水で取り除くことができます。
また、サバの味噌煮であれば煮込むときに使う水を炭酸水に代えると、身が引き締まってよりおいしく仕上がります。
最近だとなかなか1尾丸ごと料理することは少ないかもしれませんが、もし機会があれば炭酸水を使ったぬめり取りを試してみてください!
だし巻き卵
- 卵:3つ
- 白だし:大さじ1
- みりん:小さじ1
- 炭酸水:大さじ1
- ボウルに卵を割り、白だし、みりんを加えてよく混ぜる
- 炭酸水を加え、軽く箸をひと回しして混ぜ合わせる
- 卵焼き用のフライパンにといた卵を入れ、数回に分けて巻きながら焼き上げて完成!
だし巻き卵に炭酸水を加えると、普段よりもふわふわの食感に仕上がります。
ポイントは、他の材料と一緒に混ぜ合わせずに、焼く直前に炭酸水を入れること。一緒に混ぜると気が抜けて、効果が薄れてしまいます。
普段のだし巻き卵に炭酸水を加えるだけで驚くほどふっくら仕上がるので、ぜひ試してみてください!
肉じゃが
- 牛バラ肉:100g
- じゃがいも:2個
- にんじん:1/2個
- たまねぎ1/2個
- 炭酸水:150ml
- しょうゆ:大さじ1.5
- 砂糖:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1.5
- 和風顆粒だし:小さじ1
- じゃがいも、にんじん、玉ねぎの皮をむいて食べやすい大きさに切る
- 鍋にサラダ油をひいて牛肉を炒め、色がついたらじゃがいも、にんじん、玉ねぎを入れて軽く混ぜ合わせる
- 炭酸水を入れて、しょうゆ、砂糖、みりん、酒、和風顆粒だしを加えふたをして煮立たせる
- 沸騰したらアクをとり、ふたをしてさらに弱火で15分煮込む
- ふたを取り、汁が少なくなるまで煮詰めたら完成!
肉じゃがに炭酸水を使えば、お肉や野菜が柔らかくなって味もしみこみやすくなります。
ポイントは、煮込むときに使う水を炭酸水に代えること。たったこれだけでOKです。
炭酸水のおかげで柔らかくなるまで煮込む時間も短くなり、節約にも役立つレシピです。
お好み焼き
- 小麦粉(薄力粉):100g
- 炭酸水:100ml
- 卵:1個
- 豚薄切り肉:4枚
- キャベツ:1/4
- 和風顆粒だし:小さじ1
- ボウルに小麦粉、和風顆粒だし、卵、炭酸水を入れてざっくり混ぜる
- キャベツを粗めのみじん切りにしてボウルに加え、ざっくり混ぜる
- サラダ油をひいたフライパンをあたため、タネを入れる
- タネの上に豚肉を乗せて中火で4分焼く
- きつね色になったらひっくり返し、もう片面も中火で4分焼く
- 豚肉がカリカリになるくらいまで焼き上げれば完成!
炭酸水で作ったお好み焼きは、生地がふっくらとしてとても食べ応えある仕上がりになります。
ポイントは、水の代わりに炭酸水でタネを作ること。焼くときに二酸化炭素が蒸発して、生地に空気の層が生まれてふわふわになります。
具材はもちろんお好みでサクラエビやチーズや、何を入れてもOK! ソースやマヨネーズもお好みでかけて楽しく食べてください。
エビの天ぷら
- えび(頭なし):6尾
- 小麦粉:適量
- 揚げ油:適量
- 冷たい炭酸水:200ml
- 小麦粉(薄力粉):130g
- 卵:1個
- ボウルに卵を割り、冷たい炭酸水を加えて軽く混ぜる
- 1.で作った液をよくふるった小麦粉に加え、少しダマが残るくらいに混ぜる
- エビの殻を尾だけ残して取り除き、背ワタをつまようじで取り除いて下処理する
- 下処理したエビをボウルに入れて冷水で洗い、キッチンペーパーでしっかり拭く
- 揚げ油を180℃にあたためる
- エビに小麦粉で打ち粉をし、衣をつけて油で2分揚げて完成!
天ぷらの衣に炭酸水を加えると、サクサクとしたプロ並みの食感になります。
ポイントは、衣づくりで水の代わりに炭酸水を加えること。もちろん、市販のてんぷら粉を使う場合も炭酸水にすればOKです。
エビだけでなくかぼちゃやナスやサツマイモ、どんな天ぷらも炭酸水の衣でサクサクに仕上がります。ぜひ試してみてください!
料理用の炭酸水を選ぶポイントと注意点
料理用の炭酸水は、基本的に何を使っても良いのですが、より料理に合ったものを選ぶにはいくつかポイントを抑える必要があります。
特に注意したいのは、次の4点です。
- 無糖・無香料のものを選ぶこと
- 強炭酸を選ぶこと
- 味をしみこみやすくするなら人工炭酸水がおすすめ
- 時短には気が抜けにくい天然炭酸水がおすすめ
料理用の炭酸水は無糖・無香料のものがおすすめ!
料理用の炭酸水は、無糖・無香料のものを選ぶのがおすすめです。
味やフレーバーのついている炭酸水でも料理には使えますが、余計な味をつけてしまう可能性があります。
特に炭酸水で味付けしたいわけでなければ、無糖・無香料の炭酸水を選びましょう。
より効果を得たいなら強炭酸を使うのがおすすめ
料理に使う炭酸水は、強度が強ければ強いほど大きな効果を得られます。
そのため、料理用の炭酸水は強炭酸を選ぶとよいでしょう。
ただし、絶対に強炭酸でなくてはいけないわけではありません。
例えば、飲み残して気が抜けた炭酸水でも、二酸化炭素はちゃんと溶けているため、ある程度の効果は見込めます。
個人的には、卵焼きなどは強炭酸だとふっくらしすぎてしまうため、ちょっと気の抜けた炭酸水を使うのがおすすです。
味をしみこみやすくしたいなら人工炭酸水を使うのがおすすめ!
炭酸水は、次の3つの種類に分けられます。
- 人工炭酸水:普通の水に二酸化炭素を注入したもの
- 天然水炭酸水:天然水に二酸化炭素を注入したもの
- 天然炭酸水:天然に湧き出ている炭酸水
このうち、とりわけ料理に向いているのは、人工炭酸水です。
人工炭酸水は、普通の水に二酸化炭素を注入したもので、ミネラルなどの余計な成分がほとんど入っていません。
そのため、水自体の味わいにクセがなく、素材に味がしっかりしみこみやすくなります。
ちなみに、日本の天然水炭酸水は、ミネラルを取り除いて純水化しているものが多く、ほとんど人工炭酸水と変わりません。
「○○の天然水炭酸水」などと書かれた炭酸水でも、成分表示を見てカルシウムやナトリウムなどの成分がほとんど含まれていなければ、人工炭酸水とほとんど同じように料理に使えます。
時短料理に使うなら炭酸が抜けにくい天然炭酸水を使うのがおすすめ!
お肉をなるべく早く柔らかくしたいときや、煮込み時間を短くしたいときには、天然炭酸水を使ってみるのも良いでしょう。
天然炭酸水は、自然のまま湧き出ている炭酸水のことで、人工的に注入したものより二酸化炭素がしっかり溶け込んでいます。
そのため、二酸化炭素が逃げにくく、炭酸水の効果がしっかり得られます。
ただし、海外産の天然炭酸水はミネラルをたくさん含む硬水であることが多いです。
料理に使うなら、「奥会津金山 天然炭酸の水」や「天然炭酸水 YOIYANA(よいやな)」など、国内の天然炭酸水を使うのがおすすめです。
\軟水の天然炭酸水「奥会津金山 天然炭酸の水」はこちら!/
炭酸水をコスパ良く料理に使いたいなら炭酸水メーカーがおすすめ!
「炭酸水を料理に使いたいけどもったいない……」
こう感じてしまう方は、コスパ抜群の炭酸水メーカーを利用するのがおすすめです。
炭酸水メーカーのコストは、500mlあたり18~20円とコスパ抜群! 強炭酸でも36~40円で作れます。
使い方はとても簡単。炭酸ガスの入ったガスシリンダーをセットして、ボタンやレバーを押して水に炭酸ガスを注入するだけ!
完成までの時間はほんの数秒。ボタンを押す回数を調整すれば、微炭酸から強炭酸まで、お好みの強さで炭酸水を作れます。
炭酸水は料理はもちろん、掃除や洗顔、洗髪など、飲む以外にもたくさんの活用法があります。
「いろいろなことに炭酸水を使って暮らしを充実させたい!」という人なら、炭酸水メーカーを利用するのがおすすめです!
炭酸水メーカーの種類や比較、特徴については、このサイトでたくさん解説しています。
以下の記事で炭酸水メーカーの特徴や使い方などを、初心者にもわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください!
☆炭酸水メーカーの紹介記事
まとめ
それでは最後に、炭酸水が料理に使える理由やどんな料理に使えるかについて、今回ご紹介した内容をまとめます。
- 炭酸水が料理に使えるのは、酸性の液体であることと、料理の過程で二酸化炭素が気体になることが理由
- 炭酸水を使うとおいしくなる料理には、肉料理や魚料理、卵料理、煮物などがある
- 肉料理や魚料理では、炭酸水がお肉を柔らかくし、魚のぬめりや臭みを取り除いてくれる
- 卵料理や粉もの料理、天ぷらは炭酸水を加えることでふわふわ、さくさくの食感に仕上がる
- 煮物を料理するのに炭酸水を使うと、味がしみこみやすくなる
- ごはんを炊くのに炭酸水を使うと、ふっくらとしてツヤのある炊き上がりになる
- 料理用の炭酸水は無糖・無香料の強炭酸を使うのがおすすめ
- 味をしみこみやすくしたいなら軟水の人工炭酸水、時短したいなら炭酸水が抜けにくい天然炭酸水がおすすめ
- 炭酸水をコスパ良く料理に使いたいなら炭酸水メーカーを使うのがおすすめ
私もよく炭酸水で料理していますが、特におすすめなのは卵料理や粉もの料理です。
炭酸水を加えるだけで見違えるほどふっくらとして、食べ応えが本当に全然違います。
一方で、肉じゃがなんかは確かにしっかり味はつきますが、正直なところ、水で作ったときとの違いが私にはあまりわかりませんでした(これはたぶん、馬鹿舌のせいです 笑)。
個人的には、炭酸水は卵焼きやお好み焼きみたいな、ふっくらさせるとおいしい食べ物に使うのがお手軽でおすすめです。
今回紹介した料理以外にも、炭酸水が活用できるレシピはたくさんあります。
普段の料理にちょっと炭酸水を加えるだけで、いつも作っているあの料理がぐんとおいしくなるかもしれません。
ぜひあなたの得意料理にも、大さじ1杯の炭酸水をぜひ試してみてください!