「炭酸水メーカーを買いたいけど、使い方がわからなくて不安……」
「どういう仕組みで炭酸水を作っているの?」
「炭酸水メーカーを使う際の注意点を知りたい!」
こんな悩みを抱えている人のために、この記事では、炭酸水メーカーの使い方や仕組み、強炭酸を作るコツ、注意点などについてまとめます!
炭酸水メーカーは、高圧ガスを使用する製品であるため、「買いたくても不安で決心がつかない」という人もいるのではないでしょうか。
ですが、炭酸水メーカーは、正しく使えば危険なものではありません。安全に配慮した仕組みがしっかり備わっています。
ソーダストリームやドリンクメイトなど、有名ブランド炭酸水メーカーの正しい使い方を紹介しているので、ぜひ最後までお読みください!
炭酸水メーカーの仕組み|どうやってガスを注入しているの?
炭酸水メーカーが炭酸水を作る仕組みには、大きく2つのパターンがあります。
- ガスシリンダーから炭酸ガスを注入する
- ガスカートリッジから炭酸ガスを注入する
どちらも、炭酸ガスを水に注入することで、炭酸水を作る点は同じです。
異なる点は、ガスを入れている入れ物です。
まずは、炭酸水メーカーの基本的な仕組みについて見ていきましょう。
シリンダー式炭酸水メーカーの仕組み
シリンダー式炭酸水メーカーは、専用のガスシリンダーから炭酸ガスを注入する仕組みです。
ガスシリンダーを本体にセットし、ボタンやレバーを押すとノズルから炭酸ガスが噴出する仕組みになっています。
炭酸ガスをたくさん入れると、ボトル内のガス圧が高くなりすぎないよう、安全装置が働いて「プシュー」というガスの抜ける音が鳴ります。この音が完成の目安です。
「ガスシリンダーから安全にガスを注入する」ための仕組みを備えたのが、シリンダー式炭酸水メーカーです。
カートリッジ式炭酸水メーカーの仕組み
カートリッジ式炭酸水メーカーは、専用のガスカートリッジから炭酸ガスを注入する仕組みです。
ガスカートリッジをノズルにセットし、ひねって小さな穴を空けると炭酸ガスがノズルから噴出される仕組みとなっています。
ガスカートリッジは1回使いきり。炭酸注入量が決まっているため、ガスを入れすぎてボトルを破損させる恐れが少ないです。
「小型で安全なガスカートリッジから炭酸を注入する」ための仕組みを備えたのが、カートリッジ式炭酸水メーカーです。
炭酸水メーカーの使い方
炭酸水メーカーの使い方は、シリンダー式とカートリッジ式で大きく異なります。
また、シリンダー式の中でも、水専用モデルのソーダストリームと水以外対応モデルのドリンクメイトとでは、使い方が若干違ってきます。
ここでは、炭酸水メーカーを以下の3つのタイプに分けて、それぞれの使い方を解説します。
- シリンダー式水専用モデル = ソーダストリーム
- シリンダー式水以外対応モデル = ドリンクメイト
- カートリッジ式
ソーダストリームの使い方
ソーダストリームの使い方は、以下の通りです。
- ガスシリンダーをセットする
- 水を入れたボトルをセットする
- ガス注入ボタンを押す
- ボトルを取り外す
ここでは、ソーダストリームの「ART」を例に使い方を見ていきましょう。
1.ガスシリンダーをセットする
まずは、炭酸ガスの入ったガスシリンダーをセットしましょう。
ソーダストリームの最新モデルで使えるクイックコネクトガスシリンダーであれば、固定具を下すだけでセットできます。
ちなみに、ソーダストリームのガスシリンダーには2種類あって、装着方法が異なります。
- クイックコネクトガスシリンダー(ピンク)
- ねじ込み式ガスシリンダー(青)
2.水を入れたボトルをセットする
ボトルに水を入れ、本体にセットしましょう。
ボトルのセットは、スナップロック式であればワンタッチで簡単に可能です。
ボトルのセット方法には、以下の2種類があります。
- スナップロック式
- ねじ込み式
ボトルの取り付け方と取り外し方については、以下の記事で詳しく解説しています。
なお、ソーダストリームのボトルにはいくつかの種類があります。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
3.ガス注入ボタンを押す
ボトルをセットしたら、ボタンやレバーを押してガスを注入します。
炭酸の注入方法には、手動式と電動式の2種類があります。
メリット | デメリット | |
手動式 | ・自分好みの炭酸強度に調節できる ・持ち運びが簡単 | ・手動操作が面倒 ・炭酸の強度が安定しにくい |
電動式 | ・自動でガスを注入してくれる ・炭酸の強度が安定する | ・コンセントが必要で持ち運び大変 ・ガスの微調整ができない ・電気代がかかる |
- SPIRIT One Touch(スピリットワンタッチ)
- SOURCE Power(ソースパワー)
手動式の場合、ボタンを押す回数によって炭酸強度が自在に変えられます。
- ボタン2回:微炭酸
- ボタン3回:中炭酸
- ボタン5回:強炭酸
4.ボトルを取り外す
ガスを注入したら、ボトルを取り外しましょう。
スナップロック式であれば、そのまま手前に引いて取り外せばOKです。
取り外したら、キャップをつけて保管しましょう。
ドリンクメイトの使い方
ドリンクメイトの使い方は、以下の通りです。
- ガスシリンダーをセットする
- インフューザーをボトルにセットする
- ボトルを本体にセットする
- ガス注入ボタンを押す
- ボトルを取り外す
- ガス抜きをする
ここでは、ドリンクメイトの「シリーズ620」を例に、使い方を見ていきましょう。
1.ガスシリンダーをセットする
まずは背面カバーを外して、ガスシリンダーをセットします。
ドリンクメイトのガスシリンダーの取り付け方については、以下の記事でより詳しく解説しています。
ちなみに、ドリンクメイトのガスシリンダーは、容量の異なる2種類があります。
- 60Lガスシリンダー
- 142Lマグナムガスシリンダー
ガスシリンダーの違いについては、以下の記事を参考にしてください。
2.インフューザーをボトルにセットする
ドリンクメイトの炭酸水メーカーでは、水以外にも炭酸を入れるために、インフューザーというパーツを使います。
インフューザーは、ボトルに直接装着します。
ちなみに、ドリンクメイトのインフューザーは2種類あり、使える機種が異なります。
使える機種 | |
新型インフューザー | シリーズ630 シリーズ620 シリーズ601 |
旧型インフューザー | マグナムグランド ベーシック |
インフューザーについては、以下の記事でも解説しています。
3.ボトルを本体にセットする
インフューザーをボトルにつけたら、そのままボトルにセットします。
ドリンクメイトのボトルセット方法は、すべてスナップロック式ですが、新旧インフューザーで若干やり方が異なります。
ボトルの種類や互換性については、以下の記事でも紹介しています。
4.ガス注入ボタンを押す
ボトルをしっかりセットしたら、ボタンを押してガスを注入しましょう。
ドリンクメイトのガス注入方法には、自動と手動の2種類があります。
対応モデル | |
自動注入可能 | シリーズ630(電動) シリーズ620(手動) シリーズ601(手動) |
手動注入のみ | マグナムグランド ベーシック |
5.ボトルを取り外す
ガス注入が終わったら、ボトルを取り外します。
インフューザーが外れないよう、押さえながら取り外すのがポイントです。
6.ガス抜きをする
ドリンクメイトでは、ボトルを取り外した後にガス抜きを行います。
ガス抜きは、インフューザーを操作して実行しましょう。
注意点として、ジュースやお酒に炭酸を入れた場合は、あふれないよう、少しずつガス抜きしてください。
新型インフューザーと旧型インフューザーでは、ガス抜きの方法が若干異なります。
ガス抜きの方法 | |
新型インフューザー | 側面レバーを操作して行う |
旧型インフューザー | 天面ふた及び内部ボタンを操作して行う |
ガス抜きが完了したら、インフューザーを外し、キャップをつけて保存しましょう。
カートリッジ式炭酸水メーカーの使い方
カートリッジ式炭酸水メーカーの場合は、機種によって使い方が異なりますが、おおむね以下の手順で炭酸水を作ります。
- カートリッジをセットする
- ノズルをボトルにセットする
- ガスを注入する
- ノズルを取り外す
- カートリッジを取り外す
ここでは、ソーダスパークルの「マルチスパークルⅡ」を例に、使い方を見ていきましょう。
1.カートリッジをセットする
まずは、ガスの入っているカートリッジを所定の位置にセットします。
2.ノズルをボトルにセットする
次に、ノズルをボトルにセットしましょう。
カートリッジ式炭酸水メーカーでは、このノズルから炭酸ガスが噴出する仕組みになっています。
締めつけが甘いと水が漏れる可能性があるので、しっかりひねって取りつけましょう。
3.ガスを注入する
所定の方法で操作し、ガスを注入します。
4.ノズルを取り外す
炭酸ガスが完全に注入されたら、ノズルを取り外します。
ノズルを外すのは、炭酸が完全に落ち着いてからです。
特に、ジュースやお酒に炭酸を入れた場合は、すぐに空けると噴き出してしまいます。
1分ほど待って炭酸が落ち着いたのを確認してから、ノズルを取り外しましょう。
5.カートリッジを取り外す
最後に、空になったカートリッジを取り外しましょう。
空のカートリッジは、スチールゴミです。
自治体にもよりますが、多くの場合燃えないゴミとして捨てればOKです。
炭酸水メーカーでおいしい強炭酸を作るコツ
「炭酸水メーカーをせっかく買ったのに、おいしい強炭酸が作れない……」と悩んではいませんか?
炭酸水メーカーで強炭酸を作るには、コツが要ります。
ポイントは、以下の3つ。
- 冷たい水を用意する
- おいしい水を用意する
- 炭酸水メーカーを正しく操作する
5℃以下の冷たい水を用意する
おいしい強炭酸を作りたいなら、5℃以下に冷やした水を用意しましょう。
炭酸ガスは、冷たい水により溶けやすい性質があります。
5℃以下に冷やした水であれば、炭酸ガスがしっかりと水に溶け込み、刺激の強い炭酸が作れるでしょう。
浄水器やウォーターサーバーでおいしい水を用意しよう
強炭酸は水道水でも作れますが、おいしい炭酸水を作るならおいしい水を用意するのがおすすめです。
特に、今までペットボトルの炭酸水を飲んでいた人であれば、水道水の炭酸水だと「おいしくない……」と感じてしまうかもしれません(私はそう感じてしまいました……)。
おいしい水は、以下の方法で用意するのとよいでしょう。
- ウォーターサーバーを導入する
- 浄水器を使う
- ミネラルウォーターを購入する
おすすめは、ランニングコストが安く済む浄水器やウォーターサーバーを使う方法です。
ソーダストリームで強炭酸を作るコツ
ソーダストリームで強炭酸を作るコツは、ボタンを押す回数です。
- ボタン2回:微炭酸
- ボタン3回:中炭酸
- ボタン5回:強炭酸
5回ボタンを押せば、バチバチはじける強炭酸が作れます。
電動モデルの場合、「強炭酸」ボタンを押せば、強炭酸が自動で作れます。
また、ガスがボトルにたっぷり注入されると安全装置が作動して、「プシュー」と音が鳴って余分なガスが自動で抜けてくれます。
私の経験ではこの音が聞こえてから1~2回追加でプッシュすると、しっかりとした強炭酸が作れます。
ドリンクメイトで強炭酸を作るコツ
ドリンクメイトの場合、最新の自動注入可能なモデルであれば、炭酸強度を最強設定にしてボタンを押せばOKです。
「シリーズ601」には炭酸強度調節機能がありませんが、自動注入すれば十分な強度の炭酸が作れます。
もしも炭酸強度が足りないと思ったら、追加で1~2回プッシュして調節します。
自動注入できないモデルでは、ソーダストリームと同様、ボタンを押す回数で強度を調節します。
- 5回プッシュで強炭酸が作れる
- 3~4回プッシュしたら「プシュー」と音が鳴るので、それが収まってから追加で1~2回プッシュする
ドリンクメイトの手動式モデル場合、安全装置が作動すると「プシュー」という大きな音が鳴ります。
この音が落ち着いてから、1~2回追加注入すると、ちょうどいい強炭酸が作れるでしょう。
【注意】カートリッジ式炭酸水メーカーでは強炭酸は作れない!
カートリッジ式炭酸水メーカーでは、強炭酸は作れません。
カートリッジ式炭酸水メーカーには、炭酸強度が調節できないというデメリットがあります。
1回分のガスカートリッジには、強炭酸が作れるだけのガスが入っていません。せいぜい中炭酸程度です。
お酒やジュースに炭酸を入れる分にはちょうどいいのですが、生の炭酸水を作るのにはあまり向いていないのが正直なところです。
なお、炭酸が弱いからといってカートリッジを2本使うのは、危険なので絶対にやめましょう。
炭酸水メーカーを使う際の注意点|間違った使用方法は事故の元!
炭酸水メーカーの安全性は、正しく使えば問題ありません。
特に、ソーダストリームやドリンクメイトなどの大手メーカーの炭酸水メーカーは品質が高く、国内での事故もなければ万が一のときの保証も充実しています。
しかし、それはあくまでも正しく使ったうえでのことです。メーカーの推奨していない誤った使い方をすれば、事故を引き起こす可能性があります。
ここでは、炭酸水メーカーを安全に使うための注意点について解説します。
ガスの再充填は厳禁!危険なのはもちろん法的にもアウト
空のガスシリンダーに自分で炭酸ガスを再充填してはいけません。
このことについては、経産省から注意喚起がなされています。
高圧ガスが充てんされた状態で輸入されたシリンダーには、法令上必要な刻印等(高圧ガス保安協会による容器検査に合格した刻印等)がされていない場合があります。充てんされたガスの消費は、輸入にあたっての所定の検査により可能となりますが、高圧ガスの再充てんはできません。刻印等のない容器に、高圧ガスを再充てんすることは法令違反であり、漏洩、爆発等の危険性が高く、安全を確保することができませんので、ご注意いただきますようお願いします。
引用:刻印等のない炭酸ガスシリンダーへの充塡について(注意喚起)(METI/経済産業省)
刻印等のない容器にガスを再充填することは法令違反であり、危険性が高いため、行わないよう注意喚起されています。
刻印とは、ガスシリンダーの表面に刻まれているもので、製造年月日や内容物、重量などが記載されています
「それじゃあ、刻印が入ってるガスシリンダーなら再充填していいの?」と思うかもしれません。
それも、ダメです。
第三者による空の専用シリンダーの再充填は、ソーダストリームの知的財産権を侵
引用:DUO_User Manual_202204_fix_notnb (sodastream.jp) 「クイックコネクトガスシリンダーユーザーライセンス」より
害する可能性があり、危険であり、法令違反のおそれもあります
ドリンクメイトのガスシリンダーは高圧ガス保安法に則り輸入されたものであり、日本国内での再充てんの行為は高圧ガス保安法違反となります。お客様自身でのガスシリンダーの再充てんは法令違反となるだけでなく、重大な事故が生じる危険がありますので絶対におやめください。
引用:drinkMate 「ガスシリンダーについて」より
ガスシリンダーは、ソーダストリームやドリンクメイトからのレンタル品であり、所有権はメーカーにあります。
私たちは、あくまでもユーザーライセンスによって、ガスシリンダーを使用する権利を得ているだけです。
そのため、ライセンスで禁止されている行為を行うと、法的に罰せられる可能性があります。
ミドボンの接続は非推奨。危険だし保証も受けられない
炭素ガスの業務用ボンベ(いわゆる「ミドボン」)を直接炭酸水メーカーにつなげて、ガスシリンダー代を節約する方法が、ネット上でよく紹介されています。
確かに、ミドボンは専用ガスシリンダーよりも大容量で、コスパ良く炭酸水が作れるでしょう。
しかし、ミドボンを使用する方法には、以下のような問題点があります。
- 容量が多く危険性が高い
- ボンベの劣化による爆発の可能性がある
- 炭酸水メーカーに想定以上の圧力がかかる
- メーカーの保証を受けられない
ミドボンの炭酸ガス容量は、専用ガスシリンダーよりずっと多いため、安全装置が作動するなどしてガスが漏れると、窒息などの事故が起こる危険性が高まります。
また、ミドボンが劣化すると、爆発などの事故を引き起こす可能性があります。
平成29年に発生した液化炭酸ガスボンベの事故では、ボンベ内に水が入り込むことによって腐食が生じ、穴が開いたところに内圧がかかって爆発しました。
水の混入は、事故当時の使用者が行ったわけではありません。
つまり、いくら自分が気をつけていても、以前の使用者がどのように使っていたかわからない以上、誰にでもこういった事故が起こる可能性があるのです。
また、当然ですがこの使い方は、メーカーが想定したものではありません。
炭酸水メーカーに想定以上の圧力がかかることで、破損のリスクが高まります。
もしミドボンをつなげたことで事故や破損が起こっても、保証の対象とはなりません。
ミドボンの接続は、私は推奨しませんが、やるのであれば自己責任で行ってください。
ミドボンと炭酸水メーカーを直結させる危険性や、安全に接続する方法について、以下のサイトでとても詳しく解説されています。
ミドボンとソーダストリームを使った安全な炭酸水の作成方法 | PR1SM
ただし、執筆者さんが口酸っぱく言われているように、この方法でもミドボンを使うことによるリスクは完全になくせません。
「ミドボンで安く炭酸水を楽しみたい!」と思っている方は、おいしい情報に安易に飛びつかず、リスクや手間を天秤にかけたうえで行ってください。
ガスシリンダーの正しい取り扱い方法
ガスシリンダーの取り扱い方法については、ソーダストリームが公式サイトで注意喚起を行っています。
- 本体温度が40℃以上になるところへ置かない
- ストーブなどの熱源の近くに置かない
- 分解や穴を空けるなど手を入れてはいけない
- 高温になる場所や直射日光のさす場所におかない
一番重要なのは、ガスシリンダーの温度が40℃以上にならないよう、冷暗所に保管しておくことです。
ガスシリンダーは、温度が40℃以上になると、爆発を避けるため安全装置が作動して自動でガスが抜ける仕組みになっています。
安全性が高いのは確かですが、「いつの間にかガスが空っぽに!」ということになりかねないので、ガスシリンダーの保管にはある程度気を使いましょう。
ボトルには使用期限があるので注意!
炭酸水メーカーのボトルには、使用期限があります。
ブランド | ボトル使用期限 |
ソーダストリーム | ボトルに記載 |
ドリンクメイト | 2年(製造年月日はボトルに記載) |
aarke | ボトルに記載 |
e-soda | 2年 |
使用期限の過ぎたボトルは、耐久性が弱くなっており、ガスの圧力によって破損する可能性があります。
速やかに破棄し、新しいボトルと交換するようにしましょう。
炭酸水メーカーでトラブルが起こったら保証を利用しよう!
上記の注意点を守っていても、トラブルが起こるときがあります。
炭酸水メーカーでトラブルが起こったら、メーカーの保証を利用するのがおすすめです。
主なブランドの保証期間は、以下の通りです。
ブランド | 保証期間 |
ソーダストリーム | 2年(一部モデルは最長4年) |
ドリンクメイト | 1年 |
aarke | 1年 |
e-soda | 1年 |
ソーダストリームが2年(最長4年)と長く、それ以外のブランドは1年が基本です。
炭酸水メーカーにトラブルが起こったら、公式サイトより問い合わせを行い、保証を受けたいと連絡してください。
具体的な保障の受け方については、以下の記事で書いていますので、参考にしてください。
炭酸水メーカーのお手入れ方法
炭酸水メーカーを長く使うには、定期的なお手入れが欠かせません。
ここでは、炭酸水メーカーの基本的なお手入れ方法をご紹介します。
本体のお手入れは拭き掃除で十分
炭酸水メーカー本体は、定期的に拭き掃除しておけばOKです。
軽く湿らせた布で本体を拭いてほこりや水シミを取り除きましょう。
なお、研磨剤などは本体を傷つけるおそれがあるため、使用しないでください。
ガスシリンダーは手入れの必要なし!保管方法にだけ気をつける
ガスシリンダーについては、特に手入れする必要はありません。
ただし、先の見出しでお伝えした通り、本体温度が40℃以上にならないよう、保管方法には注意してください。
ボトルは毎回洗うのがおすすめ
炭酸水メーカーの専用ボトルは、空になったら毎回洗うのがおすすめです。
私はボトルから直接飲んでいるため、飲み口周りは特にしっかり食器用洗剤で洗っています。
ボトルの内部もしっかり洗いたい場合は、専用のブラシを買うのがおすすめです。
インフューザーは水以外に使ったらしっかり洗おう
ドリンクメイトなどの水以外に対応しているモデルは、インフューザーをしっかり洗う必要があります。
ノズル部分はもちろん、内部もしっかり水洗いしておきましょう。
ちなみに、ドリンクメイトの最新モデルでは、本体の内部パーツも取り外して洗うことができます。
インフューザーを洗うのは、基本的に水以外に炭酸を入れたときだけでよいですが、気になるなら水に入れたときも洗っておくとよいでしょう。
カートリッジ式炭酸水メーカーはパーツを分解して水洗いしよう
カートリッジ式炭酸水メーカーは、パーツを分解してそれぞれ洗っておくのがおすすめです。
特にノズルやボトルは、液体に触れる部分であるため、重点的に洗うようにしてください。
まとめ
それでは最後に、炭酸水メーカーの使い方や仕組み、強炭酸を作るコツ、注意点について、今回ご紹介した内容をまとめます!
- 炭酸水メーカーは、ガスシリンダーやガスカートリッジから直接炭酸ガスを液体に注入する仕組み
- 炭酸水メーカーの使い方は、水専用モデル、水以外対応モデル、カートリッジ式の3種類で異なる
- 炭酸水メーカーで強炭酸を作るコツは、おいしい水を冷たく冷やし、正しい使い方でガスを注入すること
- ガスシリンダーの再充填は禁止! ミドボンの接続も非推奨
- 炭酸水メーカーにトラブルが起こったら、メーカーの保証を利用しよう
- 定期的にお手入れすることで、炭酸水メーカーを長く使おう
炭酸水メーカーは、高圧ガスを使う製品であるため、使う際に不安を覚える方も多いでしょう。
しかし、有名ブランドの炭酸水メーカーは、安全性に配慮した設計をしているため、正しく使えば事故の心配はありません。
ぜひ安心して炭酸水メーカーを買ってください。ペットボトルの山にわずらわされない、快適な炭酸ライフが待っていますよ!